精密研磨パッド ベラトリックス

究極の精密仕上げを可能にする精密研磨パッド「ベラトリックス」
スエードが生み出す研磨の輝き 面粗さも平坦度も歩留りも
こんなお悩みはありませんか?

・精密な仕上がりを求められているが、加工条件/現行パッドでは限界がある…
・面粗さや端面形状に課題がある…
・高品質を維持しつつコストを抑えたい…
・新素材対応の研磨パッド選定に困っている…
精密研磨パッド/ベラトリックスならそのお悩みを解決できます。
1.製品概要と特徴
精密研磨パッド「ベラトリックス」は、最先端の研磨技術を支える高性能パッドです。
ガラス向け両面研磨機用スェードパッドシェア80%以上。
その他、半導体、光学レンズなど、多岐にわたる分野でご使用頂いております。
特長
・ベースの不織布、PETからの自社製造しております。用途によりお選びいただけます。
・表面の微小孔 ポア(PORE) が均一なのでナノレベルの研磨も可能です。
・幅広い用途に使用されており、光学レンズ、液晶ガラス、半導体基板などに対応しています。
・硬度、サイズ、溝加工等、用途に応じてオーダーメイド可能です。※
※多種多彩な2次加工が可能【溝加工:格子状溝、エンボス他】【砥粒孔開け】【外形形状:丸型、角型、ドーナツ型、扇型など】
※両面テープの選択も可能【トーヨーケム製、3Mジャパン製、積水化学製他】
2.精密研磨パッドベラトリックスの採用事例

事例1: シリコン等半導体基板の研磨
課題: 表面粗さが原因で歩留まりが低下。
解決方法: スエードパッドへの切り替え。
効果: 表面品質が向上し、顧客から高評価を獲得。

事例2: ガラス基板の研磨
効果: 後工程の加工時間を短縮。
課題: ウレタンパッドでの粗さに不満。
解決方法: NP385を導入し、粗さ改善。

事例3:軟硝材の研磨
課題:表面のキズ、ヤケ
解決方法:スェードパッドN7512の採用
効果:パッドの柔軟性が上がり、キズ/ヤケを回避

事例4: フォトマスクの研磨
解決方法: N7512を越える業界トップクラスの柔軟性のあるN0092を開発
効果:ガラス表面の 欠陥数が激減し、生産効率が向上。

事例5:石英ガラスの研磨
課題:コロイダルシリカを使用の為、対薬品性が必要
解決方法:耐薬品性のあるN0092を使用+テープを変更した。
効果:パッドのライフが長くなり生産性の向上した。
当社の精密研磨パッドは、業界最高水準の精度を提供し、複雑なニーズに対応。
長期間の使用でも変わらない高品質を実現します。
3.ご使用中のお客様の声

端部形状を思い通りにコントロールできた。

研磨中のテープ剥がれが起こらなくなった/クラッシュ軽減し生産性があがった。

溝加工することで研磨レートがあがった/吸い付きが軽減された。

定盤へのテープ残りが無くなり作業性が上がっている

洗浄強化品を使用した事で、研磨中の泡の発生が軽減された

カネボウ時代からお世話になっています。長く歴史があるので安心して使用しています。

以前と比べてライフが倍以上に伸びました!

ロット間のバラつきが少ないので安心して使えています。
5.よくある質問(FAQ)
Q: 使用可能な素材は?
A: 半導体基板、ガラス、水晶、セラミックス(アルミナ)、光学系、サファイア、SiCなどに対応しています。
Q: カスタマイズは可能ですか?
A: 可能です。硬度、サイズ、溝加工など、お客様の仕様に合わせて製作可能です。
Q: 納期はどれくらいですか?
A: 納期は通常2~4週間です。詳細はお問い合わせください。
6. 使い方とメンテナンス
精密研磨パッドの貼り方
定盤への貼り方は各社様々なノウハウがあります。
代表的な例をご紹介します。
6-1. 定盤を取り外して貼る方法
手順
- 定盤の取り外し: まず、定盤を機械から取り外します。この定盤は大きく重いので注意してください。
- 清掃: 定盤の表面をクリーニングすることで、糊や埃や汚れを完全に除去します。
これには、無水エタノールや専用のクリーナーを使用してください。 - 研磨パッドのカット: 定盤の寸法に合わせて、研磨パッドをカットします。正確な測定とマーキングが重要です。
- パッドの貼り付け: カットしたパッドを定盤に丁寧に貼り付けます。気泡が入らないように、一方の端から徐々に押し付けながら進めると気泡が入りにくいです。
6-2. 定盤に直接貼って余った部分を切る方法
手順
- 定盤の清掃: 定盤をその場で清掃し、表面を完全に乾燥させます。
- パッドの貼り付け: 研磨パッドを定盤の一端からゆっくりと貼り始めます。この時、ローラー等を使って気泡を押し出すと効果的です。
- 余分な部分のカット: パッドを全面に貼り付けた後、定盤からはみ出した部分をカッターで丁寧に切り取ります。この工程では、定盤を傷つけないよう慎重に行います。
6-3. 疑似定盤を使用する方法
手順
- 疑似定盤の作成: 塩ビ等で疑似定盤を作成し、定盤のサイズに合わせてカットします。このサイズは既存の定盤の寸法に基づいて作成してください。
- パッドのカットと貼り付け: パッドを塩ビ定盤のサイズに合わせてカットし、表面に貼り付けます。塩ビの平滑性を活かし、滑らかに仕上げます。
- 定盤への取り付け: 完成した塩ビ定盤を既存の定盤に固定します。この際、位置合わせを正確に行うことが重要です。
6-4. 事前にカットされたパッドを使用する方法
手順
- パッドの準備: 事前に正確なサイズにカットされた研磨パッドを用意します。このパッドは、具体的な定盤の寸法に基づいて作成します。
- 貼り付け: パッドを定盤に置き、端から中心に向かって貼り付けます。気泡が入らないよう、ゆっくりと圧をかけていきます。
- 調整と固定: パッドが完全に定盤に固定されるまで、位置調整を行いながら貼ってください。
7.メンテナンス
使用前は適切なドレッサー(修正キャリア)を入れて表層を一掃してください
使用後、使用中は適切なドレッサー/コンディショナーを使用してください。
パッドの能力を引き出し、ライフを延ばす事ができます。
8. 無料サンプル/資料のお申込みはこちら
「無料サンプルをご提供中です。ぜひお試しいただき、その効果を実感してください。」

